見知らぬ人ですが、嬉しい瞬間を目撃

小さい頃、なかなか自転車に乗れなくて苦労した経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
苦労したのは、意外と親の方かも知れませんが。

先日、久しぶりに会った友人と公園の隅で喋っていました。
目の前の広場では、幼稚園くらいの男の子がお父さんと一緒に自転車に乗る練習をしています。
大変そうなのはお父さんの方でした。

初めは自転車のスタンドを立てて、ただこぐ練習をさせていましたが、しばらくすると子供の自転車の後ろの部分を掴み、『はい、ペダルをこいでごらん。お父さんが持っているから。

』と、子供がペダルをこぐスピードに合わせて中腰で走っておられます。
『お父さん、ちゃんと持ってくれてる?』という子供さんの声に、『持ってるよ。だからしっかりこいでごらん。

』と走りながら言っておられました。
そんなやりとりを何回か繰り返していたと思ったら、子供さんはお父さんが自転車から手を離したことに気づかずにそのままペダルをこぎ続けています。

見ず知らずの他人のお子さんではありますが、初めて自転車に乗れた瞬間を私達も目撃する事ができました。
最初にスタンドを立ててペダルをこぐ練習をしていた時にブレーキの部分も教えておられましたので、“お父さんが手を離してる”と気づいても、『ほら、横のブレーキ握ってごらん。』とお父さんが言うと、きちんと止まる事ができていました。

子供さんの覚えるのが早いのか、お父さんの教え方がお上手なのか。
でも、私達には全く関係はありませんが、何だか嬉しい瞬間を見た気がします。

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